先生のブログ(令和3年)
『かぜのでんわ』
2021-03-10
夕方のあつまりで読んだ『かぜのでんわ』という絵本。震災後に心の復興を願い実際に設置された『風の電話ボックス』を元に作られた話だそうです。「みんなが生まれる少し前に大きな地震があったのよ」という話をすると1人の女の子から‥「どうしたら(会えなくなった人と)お話できると?」と聞かれ「心の中でその人を想ったら届くよ」と答えました。すると、「そうしたら元に戻る?」と聞かれ思わず言葉に詰まってしまいました。「ハンバーグとか作れるかな?」と言いながら涙が溢れてきて‥その優しさに保育士も思わず涙が。
経験はなくても色々想ったり考えているのですね。
明日は東日本大震災から10年。手を合わせ心の中で想いたいです。